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■アンチドーピング
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■はじめに
新聞によると、中国がシドニー五輪選手団のうち、参加予定だった27人の選手、13人の役員の派遣を取りやめました。開幕直前に、これほど多数 の不参加選手が出るのは極めて異例なのだそうで、大会に際して行われるドーピング(禁止薬物使用)検査で違反者が大量に出る可能性があったか らだと言われています。「馬軍団」として有名な陸上長距離陣も、今回7人が出る予定でしたが1万メートルの1人を除いて、代表からはずされたそうです。これはIOC が、新たにはじめた尿と血液による「エリスロポエチン(EPO)検査に引っかかる選手が続出したことが原因のようです。まあ、2008年に五輪招 致を目指す中国としては、イメージダウンを事前に防ぎたかったと言うところでしょうか。

1988年のソウルオリンピック100メートルで世界新記録を出し金メダルを獲得したベン・ジョンソンから筋肉増強剤が検出されメダルを剥奪され た事件を今でも覚えている人は多いでしょう。本稿はこの「ドーピング」についてお話します。

■ドーピングとは
広義にとらえるとドーピングは競技能力を向上させるために薬物などを使用することですが、ここでお話するオリンピックなどで処罰の対象となる ドーピングとは、定められたリストに表示された禁止薬物などを使用することがドーピングに当たります。

■なぜ禁止されているのか
禁止される理由は、大きく分けて3つです。ひとつは「スポーツマンシップに反する」次に「社会への悪影響」最後に「副作用」です

  • 「スポーツマンシップに反する」
    薬物を使用する競技は公正な競争とはいえず、スポーツマンシップに反します。また、スポーツが薬物に汚染されることは、スポーツの社会的価値を損ねることにつながります。
  • 「社会への悪影響」
    アメリカのボディービルダーの多くはステロイド系の薬物を使用していると言われています。かのアーノルド・シュワルツェネッガーも例外ではな いそうです。また、大リーグのマクガイア選手も薬物を使用していると本人が告白しています。このようなスーパースターに憧れる若い人たちが 「ぼくも薬物を使えばホームランが打てるようになる」と思い、実際に使用するかもしれません。
  • 「副作用」
    禁止される理由のなかで、この「副作用」が最も重要な意味を持っています。そもそも、ドーピングを禁止することになった発端がこの副作用だっ たのです。自転車競技では1950年ころから、興奮剤としてアンフェタミンを使用することが流行りました。1955年のツールドフランスでは多数の選 手のアンフェタミン使用が発覚しています。1960年ローマオリンピックではデンマークの選手がアンフェタミンの乱用で死亡し、他にも重体となる 選手が続出しました。これを受けIOCはドーピングの取締りをはじめたのです。

■一番人気!!ステロイド系薬物
特に、筋肉増強剤としてのステロイド系薬物は多くのドーピングアスリトが使用しています。この薬物は、筋肉増強だけでなく、やる気や自身が高 まり、興奮しやすく、攻撃的になるという心理的変化をもたらします。競技能力の向上と共にこのような心理的効果をもつため人気があるのです。 本来、ステロイドは貧血治療や手術後の回復促進剤として用いられています。このたんぱく質の合成を促進すると言う効果を利用して筋肉を増強し ようとする狙いなのですが、どの程度の効果があるのかについては科学的に証明されていません。ほかの薬物にも共通することなのですが、ドーピ ングアスリートたちは、どれくらいの効果があるかもわからないまま、藁にもすがる気持ちで、多大なリスクを背負い、ドーピングしているので す。どれほどの効果があるかわからないステロイドですが、副作用ははっきりしています。まず、男性の睾丸収縮、女性の男性化などの生殖器異常。肝 臓や心臓、循環器系への障害。成長期における発育障害など最悪死亡する例などがあります。また、長期にわたり使用すると薬への耐性が出来、効 き難くなる為、多量化やスタッキングと言われる複数種のステロイドを使用するようになります。ステロイドをやめると禁断症状が出て、情緒不安 定、怒りっぽくなる、鬱、暴力行為などの症状が出ます。

■ドーピングの現状
ちょっと古い資料ですが、1997年9月10日の朝日新聞によると、IOCや日本体育協会などでつくるアンチドーピング(反禁止薬物使用)競技会 が、選手と指導者1800人を対象にしたアンケートで、複数の選手、指導者が「ドーピングをしたことがある」「選手に禁止薬物をしようさせた」 答えたと報道しています。海外だけでなく日本でもドーピングは行われているんですね。海外からくらべると日本のドーピング汚染の程度は低く、引っかかった人 の多くは、「知らずに風邪薬を飲んだ」ケースが多いです。しかし、トップアスリートはある意味でプロなのだから「知らなかった」という言い訳 は通用しません。ただ、中高生など一般的プレーヤーが治療のために飲む薬まで、「ドーピングだからダメだ」と言うわけではありません。症状を 治すための薬を悪用するのがダメで、危険なのです。

■おわりに
ドーピングのリスクは個人が背負うのだから、個人責任において使用し、IOCなどの第三者機関が口をはさむ問題ではないとも言われますが、薬物乱用による副作用は最悪死に至る問題ですし、若年層にも広がりつつある現状では、命を守ると言う観点からドーピングをなくさなければならな いと思います。


■参考資料
【禁止物質のリスト】 IOCアンチ・ドーピング規程より http://www.joc.or.jp/anti_doping/index.html



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