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■マルチアスリート


20世紀最高のスポーツマンはだれか
老舗のプロレス団体「新日本プロレス」で活躍する、長尾浩志という選手がいます。長尾選手は、2002年に新日本プロレスに入門しましたが、 それ以前の格闘技経験はなく、入団の前年までVリーグ 堺ブレイザーズで4年間も活躍していたバレーボール選手だったのです。

長尾選手は、小さいころからプロレスにあこがれていたそうで、イン ターネットで新日本プロレスの新人募集を見て、受験を決意、堺ブレイザーズを退団し、新日本の入団テストを受け合格しま した。

新日の木村健悟スカウト部長は「バレーで培った跳躍力がすごい。格闘 技経験はないが、将来性はある」と太鼓判を押したそうですが、身長 194センチの空中殺法を見てみたいですね。必殺技は「スパイク」といいたいところですが「チョークスラム」です。

長尾選手はバレーボールからプロレスへの転進ですが、畑違いのスポー ツにチャレンジするトップアスリートも多くいます。 例えば、ソルトレークシティー五輪スピードスケート500m8位入賞の武田豊樹選 手はその後、競輪学校を卒業し、競輪最高地位であるS級1班で活躍中です。

他にも、ボブスレーで長野オリンピック出場、110メートルハードル では日本選手権に優勝した井上将憲選手。同じくボブスレーでソルト レークシティー冬季オリンピックに出場した安部奈知選手はアメリカン フットボールの元日本代表。

バレーボールでは、シドニー、アトランタ五輪のビーチバレー日本代表選手、 石坂有紀子選手は、中学時代にバレーボールの経験があったものの、高校では槍投げ、 社会人となってからはエアロビクス・水泳・ウェイトトレーニングのインストラクターとして活躍し、 20代半ばでビーチバレーを始めました。 このように、複数の競技で活躍する選手を「マルチアスリート」とか 「マルチ スポーツ アスリート」などと呼びます。

元Vリーガーの長尾選手は例外ですが、二束のわらじを履く日本人アス リートの多くは、技術や駆け引きを必要とする球技などのインプット系 (オープンスキル)の種目ではなく、単純な速さやパワーを競うアウト プット系(クローズドスキル)の種目を選択しています。

しかし、スポーツ大国アメリカではインプット系の種目を掛け持ちする 選手が多くいるのです。

NBAバスケットのスーパースター マイケル・ジョーダンが1回目の 引退後の94年にメジャーリーグに挑戦したことを憶えている方も多い ことでしょう。(結局メジャーには上がれませんでしたが・・・・)


Deion Sanders and the Sports Universe
有名なところでは、一週間のうちにMLBメジャーリーグでホームラン、 NFLアメリカンフットボールではタッチダウンをしたディオン・サン ダース選手。また、MLBとNFLの両方でオールスターに選ばれてい るボー・ジャクソン選手などがいます。

アメリカの学生スポーツはシーズン制なので、夏は野球、冬はバスケッ トやアメリカンフットボールなどと、複数の種目を経験できるので、 「マルチアスリート」が誕生しやすい環境となっています。

トップレベルの選手でなくとも、二束のわらじを履くことは、フレキシ ビリティー(柔軟性や可変性)を向上させ、たとえば「アメリカンフッ トボールの経験が野球に生き、野球で得たものがアメリカンフットボー ルに役立つ」といった良い循環があるものと考えられます。


競技力アップのクロストレーニング―理論と競技別プログラム
シーズン制は、結果的にクロストレーニングを行っているようなもので すね。クロストレーニングとは専門以外の種目を、自らの専門種目の能 力向上を目的として行うことです。

プロゴルファーのジャンボ尾崎選手が、オフシーズンのトレーニングに バドミントンを取り入れたり、プロ野球日本ハムからトレード入団した 阪神下柳剛投手が自主トレで元格闘家 高田延彦氏の「高田道場」で 「心肺機能が上がる。スタミナの強化にもなる」と、スパーリングをこ なしたりしているのもクロストレーニングですね。

同一種目を長く続けていると、体の特定部位に負担をかけることになり、 オーバーユースなどの障害を起こしやすいのですが、クロストレーニン グは負担部位が分散されるのでケガを起こしにくいといわれています。

「日本人のバレーボールプレイヤーは、若いのにケガを抱えた選手が多 すぎる」と海外のコーチが何かの雑誌で語っていた記憶があります。日 本のバレーボール選手は、学生の頃からバレーボールに専念するがあま り怪我が多いんですね。

少子化ということもあり、中高生の部活の人員不足で、近隣の学校と合 同でチームを作ることを認めたり、クラブチームと学校の部活が同じ大 会に出場することを検討したりと、教育関係やスポーツ関係の諸団体が 動いていますが、もうひとつ、部活の掛け持ちの承認も検討されている そうです。日本の学生スポーツの大会は春休みと夏休みに集中していて、 掛け持ちした部活の大会が重なることを考えるとすぐに実現は難しいよ うです。

前出のディオン・サンダース選手は、ゲームが重なったとき、野球場と アメリカンフットボールの競技場をヘリコプターで移動したそうですが、 日本でも「Vリーグの選手でありながらプロ野球選手である」というよ うなプレーヤーが出てくるといいですね。 「代々木体育館と甲子園をヘリコプターで移動」なんて憧れます。



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