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■望ましい審判
「どのような審判が望まれるか」特に一般的なレベルの大会で、 参加チームがお互いに審判を行うようなときの審判についてお話します。

アメリカンフットボールの審判は、ファールがあると、まずフラッグを 投げ、サイドラインに歩み寄り、フィールドの外に向かって「今、なに があったか」を説明するジェスチャーを行います。

プレーヤーにではなく、フィールドの外に向かってジャッジのシグナル を行うのは、観客に向けて、あるいはテレビで観ている観戦者のために 「今、なにがあったか」を説明する意味があるのです。

バレーボールの国際大会や国内トップの大会での審判は、歌舞伎の見得 を切るときのような大行儀なハンドシグナルを行ったり、鼓膜が破れそ うなくらいの大音量で笛を吹いていますが、これも観客やテレビ中継を 意識してのものです。

このような審判の行為は、一般レベルの大会には似つかわしくありませ ん。大音量のホイッスルは、隣のコートのプレーを止めるかもしれませ んし、審判の大げさなパフォーマンスは、高慢に映ります。

規模の小さな大会では、審判は黒子に徹し、両チームがゲームに集中で きるよう、円滑にゲームを進めるための、進行役になるべきです。

もちろん、ジャッジはしっかりしなければなりませんし、ハンドシグナ ルもプレーヤーにはっきり分かるように示さなくてはなりません。要は 程度と態度です。

「裁定に関する権限は審判にあるのだから、言うことを聞きなさい」と いう態度でゲームを進行させると、ゲームの主役がプレーヤーでなく、 審判であるような印象をもたせてしまいます。

1971年、当時アメリカでは刑務所内で看守による囚人に対する暴力が社会問題となっており、 スタンフォード大学でフィリップ・ジンバルドという心理学者が、 もともと暴力的な素養がある人間が看守になっているのか、 それとも看守という地位が暴力的な人間を生み出しているのかを調べるため、 一般の人を「看守」と「囚人」に分けたときに、それぞれどのように振舞うかという実験を行いました。

結果は、時間の経過とともに、看守役の被験者は攻撃的になるということが証明されました。 つまり、権力のある地位を持つ人が、そうではない人と一緒にいると、地位を持つ人は高圧的に、ときには攻撃的になってしまう。 これは、その人の性格や人間性によるのではなく、環境がそうさせているということです。

当初この実験は2週間の予定でしたが、あまりにも看守側被験者の暴力や侮辱行為がひどかったため、 1週間で打ち切りになりました。この実験は「スタンフォード監獄実験」といって、 es[エス]という映画にもなっています。

審判も権力を持つ地位ですから、自分でも知らず知らずの内に高圧的な 雰囲気をかもし出しがちです。毅然たる態度も大事ですが、プレーヤー が自然にジャッジを受け入れる雰囲気を作っていく能力も審判の能力の ひとつです。

また、一般的な大会でも中高年向けの大会などでは、あらかじめ話し合 いの上、ファーストコンタクトのファールは基準を甘めにするなどして、 なるべくラリーが続くようにすると、選手も楽しくプレーできると思い ます。

どういうレベルのどういう大会にせよ審判は、その状況に合わせて最適 な態度で臨み、プレーヤーの最高のパフォーマンスを引き出し、ゲーム の後には満足感が残るような環境を創造するクリエーターの一人だと理 解することが必要です。


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