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  HOMEバレーボールを考える>審判>こんな審判はイヤだ
■こんな審判はイヤだ
先日、ローカルな大会のゲーム途中で、コート外の観客がホイッ スルを吹き、プレーは中断。審判ではないその観客がコート内に登場し、 「今のプレーはねぇ・・・」と副審に対して説教が始まりました。

どうやらこの人は大会の審判役員で、審判のジャッジを見るに見 かねて注意しに来たようです。当の副審は半べそ状態、プレーヤー達は あっけに取られるばかり。

この役員にすれば、厳正なジャッジのもとで、粛々とゲームを進めるた めに あえて出てきたのでしょうが、これは明らかな越権行為で、ゲー ムに集中しているプレーヤーに水を差す所業です。

審判のジャッジに疑問があれば、各チームの主将が質問すればよいわけ であって、審判役員とはいえ、第三者がしゃしゃり出る必要はまったく ありません。

バレーボールをはじめ、スポーツはプレーヤーが主役です。その主役が ドラマを演じているにもかかわらず、審判員や役員といった裏方がドラ マをぶち壊してはなりません。特に審判員はゲームの流れを直接的に左 右するわけですから、優秀な裏方に徹しなければなりませんし、審判と しての喜びは「素晴らしいゲームを完成することに貢献できた」という ことにあって「本人にしか分からないくらいの微妙なワンタッチを見逃 さなかった」というような執行人的な喜びであってはならないわけです。 また、プレーヤーは表舞台を支えてくれる審判に敬意を払わねばなりま せん。

審判の資格をもっていなくても、クラブチームなどの大会では、私たち プレーヤーも審判台に立ちます。 自分が審判をしているときに ブーブー言われるのは、気持ちの良いも のではありませんが、まず、プレーヤーから見てよくないと思うことを 挙げ、これを解消していけば、良い審判に近づくことが出来そうです。

プレーヤーとしてどんなときに不満を感じるか、以下に分類してみまし た

    【1】審判がルールを知らない
    ローカルな大会などで、各チームから審判を出すような場合、大会の 事前に審判講習会などで講習を受けていても、局面において「これっ てどうなんだっけ?」ということがあります。 「リベロがフロントゾーンでオーバーハンドでトスを上げたけど、 アタッカーはスパイクを打たずにアンダーハンドで返した」 ↑これはOKなのですが、このようなケースで、「リベロはトスを上 げちゃいけない」という先入観があると、ついつい笛を吹いてしまい ます。
    【2】贔屓(ひいき)がち
    ボクシングの世界戦などでは、「ホームタウン・デシジョン」といっ て、開催国側の選手に有利な判定が行われることが多いです。 今年のサッカーのワールドカップで地元の韓国に有利な判定が下され たという疑惑も「ホームタウン・デシジョン」という言葉が使われて います。 バレーボールでも世界レベルでは「ホームタウン・デシジョン」もあ るのかもしれませんが、一般のレベルでは地元意識による贔屓はまず ありません。 一般のレベルでは、チームの力に格差があるとき、強いチームに有利 に判定されることがしばしばあります。 プロ野球の元ジャイアンツの王選手や長嶋選手が現役のとき“王ボー ル”“長嶋ボール”と呼ばれるものが存在したそうです。偉大なる バッターである王貞治や長嶋茂雄が2ストライクのカウントから平然 とボールを見送ると、ストライクゾーンをかすめていそうなボールで も審判は右手をあげるのをためらったということです。 バレーボールでもチーム格差があるとき、どちらとも取れる判定で、 格上チームがアピールすると「すごく強いチームが正しいのではない か・・・」と無意識の内に強いチームに有利に判定することは起こり 得ます。
    【3】基準があいまい
    法学の用語に「行為規範」と「裁判規範」という言葉があります。 「行為規範」とは「これはやっちゃダメ」と明確に定められている基 準のことで、たとえば、スピード違反がこれにあたり、制限速度を1 キロでも超えると違反になります。 「裁判規範」は、もめごとが裁判所に持ち込まれて訴訟になった場合、 これを解決するための基準です。たとえば、「バカ」と言われ、名誉 毀損で訴えた場合、名誉毀損にあたるかどうかを、最終的には裁判官 が行います。 このように諸事情や事実関係を勘案して判断する規範を「裁判規範」 といいます。 バレーボールの場合「タッチネット」などが「行為規範」にあたり、 「ホールディング」などが「裁判規範」にあたります。 「タッチネット」の場合は、どんな審判が笛を吹いてもタッチネット です。しかし、ホールディングの場合は、審判によって基準がまちま ちです。 審判によって基準がまちまちであることは、受忍の範囲内ですが、同 じ審判でも1セット目と2セット目で基準が変わったり、同じセット の中でもラリーごとに基準が変わると、プレーヤーは安心してプレー することが出来ません。
    【4】とり過ぎる
    「このような状況では、このような反則が起こりうる」という先入観 があると、見えなかったプレーにまで笛を吹く事が起こりえます。 ネット際のボールにプレーヤーが飛び込んでいって「ネットに触るん じゃないかな」と思ったとき、プレーヤが触った瞬間は見えなかった が、ネットが揺れたように見えたのでタッチネットをとった。 なんてことはあり得ますね。 プレーヤーは「触ってないのに触ったと言われた」というようなこと に不満を募らせます。これが何回か重なり、しかもゲームに負けたり すると「審判のせいで負けた」となってしまいます。 審判は、プレーを観察して、反則の事実を確認したときのみ笛を吹く べきで、「音がしたからワンタッチだろう」とか「ネットが揺れたか らタッチネットだろう」という予測や推量で笛を吹いてはいけませ ん。
雑誌CPV21号<http://unlimited.volleyball.ne.jp/>の記事によると、
審判は、「見逃しよりも、とり過ぎの方が罪は重い」の であり、その基本は注意深くプレーを観察し、確認でき たときだけ吹笛して、他の審判役員の協力を得て最終判 定を下すことです。

としています。 ■今週は、プレーヤーとして不満を感じる審判についてお話しました。 来週は「こんな審判になろう」というような内容でお話したいと思いま す。

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