JVA | JSVF | JSVA | JDVA | JBV | FIVB | LOCAL

  HOMEバレーボールを考える>バレーボール協会・国際バレーボール連盟>ルール改正は大成功!?
■ルール改正は大成功!?
「スポーツなどのデータや統計を扱う Infostrada 社の研究で、先日アルゼンチンで行われた男子世界選手権のゲームを分析したところ、 1999年以降に導入された3つのルール改正によって、それ以前よりも、ゲームがエネルギッシュで情熱的なものになったことを示している」 と、FIVB(国際バレーボール連盟)が発表しました。以下は要約です。
以下の3つのルール改正の影響が、世界選手権のゲームの中に垣間見えた。
  • サーブにおけるネットインの許容
  • ラリーポイント 25点制の導入
  • リベロの導入
    Infostrada 社の研究によると、
    2000年に行われたシドニーオリンピックでは、各国とも「相手のミ スを待ってサーブ権を得ることに集中する」という古いスタイルでゲー ムを行う傾向にあったが、2000年以降は、サーブやブロック・スパ イクなどのあらゆる場面でアグレッシブに点を取りに行くようになった。

    10年前、ジャンプサーブの最高速度はおよそ 105km/h だったが、 最近では 120km/h 以上のサーブも珍しくない。これだけを取り上げ ても点を取ることに心血を注いでいることがわかる。

    また、このルール改正によって、バレーボールはテレビに適したコンテ ンツとなり、世界選手権が約170もの国でテレビ中継された。


  • 要は、 「ルール改正によってアグレッシブなゲームとなり、多くの国でテレビ 中継も行われるほど楽しいスポーツとなった。ルールの改正は成功だっ た」と FIVB は述べているわけです。

    たしかに、ネットインがOKになり、サーブミスのリスクが減ったおか げで、強烈なスパイクサーブを見ることが出来ますし、私たち一般レベ ルのゲームでも強いサーブを打つようになりました。 ルール改正も、定着してしまえばいいのですが、定着するまでの過渡期 は、現場の人間は大変です。学校のクラブでは、チーム作りの時期が終わって、大会前に急に「ルールが変わりました」では対応できません。 リベロのルールも定着しつつありますが、「やっぱり、リベロ制は廃止します」なんてことになったら、泣くになけないプレーヤーも出て来ま す。

    ルール改正は、くれぐれも慎重に願いたいものです。


    参考:以下は、Vリーグオフィシャルサイト内「ルールの変遷」よりの抜粋です。
    http://www.vleague.net/aboutv/column/insidestory/007.php

    ■ルール改正の基本は、次の3点に要約される。

    1. 見て面白く、ラリーの続くバレーボールにする。
    2. 誰にも理解されるルールであると同時に、プレーに不明確な判定の余地のないものでなければならない。
    3. 試合時間を短縮することで、観客はもちろんメディアに対してバレーボールに常に目を向けてもらえるようにする。
    1965
    ブロックのオーバーネットを許容 オーバーネットのシビヤな判定が、バレーボールの興味をそいでいるとの理由から、ますます長身者有利の競技になるとの反対を押し切って改正された。
    1970
    アンテナの設置 サイドライン上の判定を明快に出来るようにするためにサイドマーカーの外20cmのところに立てることになった。
    1973
    センターライン踏み越しの緩和 踏み越し禁止から、センターラインに足の一部でもかかっていたら反則とはならないとした。ラリーを続かせ、ゲームを面白くするために改正された。
    1977
    アンテナ位置の変更 20cm内側に寄せ、サイドマーカー上にアンテナを立てることに変更になった。レシーブサイドに有利に改正し、ラリーがより続くようにすることが改正の狙いであった。
    1977
    ブロックのワンタッチをカウントしない ブロックの場合に限りワンタッチをカウントせず、あと3回プレーすることが出来るようになった。これも、レシーブサイドに有利に改正し、ラリーがより続くようにすることが狙いであった。
    1989
    サーブブロックの禁止 サーブを直接ブロックすることは反則となった。
    1995
    初級のダブルコンタクト(ドリブル)の許容 相手から入ってきたボールを直接レシーブする場合、ダブルコンタクトの反則は取らないことになった。この結果、ダブルコンタクトを恐れて多用されてきたアンダーハンドパスに代わってオーバーハンドのプレーが増えた。
    1995
    ひざから下でのプレーの許容 ボールは身体のどの部分でプレーしても良いことになった。これによって、キックでパスをしたり、足の甲に当たってレシーブしてもOKとなった。
    1998
    ラリーポイント制の採用 従来、5セット目のみに適用されていたラリーポイント制が、すべてのセットで適用されるようになり、得点も15点先取から25点先取と改正された。試合時間が長くかつバラツキがあった点は改正されたが、サーブ権のあるときしか点の入らないサイドアウト制を懐かしむ声もあった。
    1998
    サーブのネットインはプレー続行とする サーブがネットに触れるとサーブミスとされてきたが、この改正でセーフとなり、ジャンプサーブが一層多用されるようになった。
    2000
    リベロ制の採用 守備のスペシャリストを1名だけ認め、バックにいるどの選手とも交代して出場できるようにした。長身者以外でも活躍できる場を与えるとともに、守備の好プレーの増加を期待した改正である。

    わが国のバレーボールを取り巻く環境
    Vリーグ・実業団
    相次ぐ休部・廃部(その1)
    相次ぐ休部・廃部(その2)
    相次ぐ休部・廃部(その3)
    Vリーグは生き残れるか
    日本代表/協会
    国立スポーツ科学センター
    ルール改正は大成功!?
    身長制限大会
    助成金の不正受給
    ビーチバレー
    ビーチバレーの可能性
    ジュニア・ユース世代
    日本ユースは強い
    早生まれは損か
    バレーボール振興
    スポーツマンシップ
    学校の部活
    マルチアスリート
    クラブチーム
    総合型地域スポーツクラブ
    トーナメント・ディレクター
    指導者の育成
    観るスポーツとしてのバレーボール
    メディアへの露出
    世界大会の演出
    自国開催・強い日本
    審判/ルール
    こんな審判はイヤだ
    望ましい審判
    ルールクイズ
    各国のバレーボール
    アメリカの強化プログラム
    オーストラリアの強化プログラム
    韓国の強化プログラム