バレーボールは冬のスポーツに比べ、あまり用具を使わない競技ですが、それでもテーピング・ウェア・シューズ・サポーターな
どを使用します。
皆さんもご存知でしょうが、この10年くらいでバレーボールシュー ズもだいぶ変わりました。 15年くらい前に、足首の捻挫防止を狙ったハイカット型が出た
ことがありましたが、基本的には従来のキャンバス地かメッシュ 地のローカットにメーカーのラインが入ったものが主流でした。
この頃のシューズはソールの素材やパターンの工夫が主で、「い かに滑らないか」を追求していたように思われます。
ところが、10年ほど前、バスケットシューズのエアジョーダン が大流行したあたりからバレーボールシューズも様変わりし、ローカットからミドルカットに主流が移り、足首のホールド性を高め
たものが多くなりました。また、エアとかゲルなどを使用し、クッション性にも配慮しています。
多くのアスリートは、シューズにこだわりを持っていて、野球だと選手の好みでスパイクの歯の何枚を変えていたり、陸上のカー
ル・ルイスのスパイクは200グラム弱のほとんど使い捨てのものですし、バスケットではNBAの選手別のモデルが出ていたりします。 バレーボールは、バスケットボールに比べると、少ない選択肢か
ら選ばざるを得ないというのが現状です。(バレーボールシュー ズ自体を置いてないスポーツ用品店も多いですしね)
しかし最近は、ソールのパターンや色を自由に選べるイージーオー ダーがあったり、中敷を自分の足の形に合わせて作ってくれるメー
カーも出てきました。あまり知られていないようですが、女性プ レーヤー向けに作られた、外反母趾対応のシューズもあります。
シューズが自分の足にあっていなかったり、プレースタイルに合っ ていなかったりすると、アキレス腱炎などケガの原因になることもあります。メーカーがパーソナルに対応してくれるのは嬉しい
ことです。 最近のシューズは「新素材」を謳ったものが多いのですが、メーカーが独自に開発したものはあまりありません。多くは他の化学 会社が開発したものを使用しています。
シューズに使用する素材の量は、他の工業製品と比べるとかなり少ないため、化学会社が、開発した素材をスポーツメーカーに積極的に売り込むことがあまりないそうです。化学会社にとってス
ポーツメーカーはあまり大口のお客様ではないんですね。 「こんな素材を開発したんですが、シューズに使ってもらえませ んか?」という売り込みがあればスポーツメーカーの人も楽なの
でしょうが、これがあまりないため、スポーツメーカーの人は普 段から目にするものやメディアの情報で「これって使えないかなあ」と日々考えているそうです。メーカーの人も大変ですね。
シューズと違い、ユニフォームは、機能性の追及とともに、プレーヤーの嗜好やそのときの流行も考慮しなくてはいけないようです。そのため、生地の素材はすごく変わっても、見た目には昔からあまり変わってい
ません。 それでも、何度か試験的に新しいタイプのユニフォームを試して います。 ロサンゼルス五輪かバルセロナ五輪か記憶が定かではないのです
が、アメリカ女子チームが半そでシャツとパンツが一体化したワ ンピース型のユニフォームを着用していました。 また、10数年前、大林選手がいた頃の日立のユニフォームが上下のレオタードになった記憶があります。2〜3試合の限定バー
ジョンでしたが、プレーヤーの「恥ずかしい」という意見で2度 と陽の目を見ることはありませんでした。
どちらにしても、現在は使われていないので、結果的に「良くなかった」ということですね。

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