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■身長の話
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■身長の話
バレーボール男子全日本代表の一般公募の受験資格に、 「12歳(中学生)以上22歳以下で競技経験の有無を問わず、高身長で運動 能力の秀でた者」 とあるように、現代のバレーボールで高身長は重要視されています。

■遺伝的要素
身長は遺伝的要素が非常に強いものです。 ある研究では、遺伝子が同じである一卵性双生児のほぼ100%が同じく らいの身長で、2つの卵子が同時期に受精し、遺伝子の配列は別々で顔 や性別も異なる二卵性双生児の身長はバラバラだと言う報告もあります。 これを見ると、遺伝的要素の強さが分かりますね。

■遺伝子と生活環境
身長のように遺伝的要素の強いものを「多因子遺伝形質」といい、高血圧や糖尿病の一部などの疾病も多因子遺伝です。 しかし、疾病の場合、親が高血圧や糖尿病だからといって、必ず発症するわけではありません。

あくまでも「なりやすい体質」を受け継いだだけであって、良好な生活 習慣や環境により、発症しないことも多いのです。 身長を見ても、一卵性双生児同士はほぼ同じですが、その親と比べれば違います。 身長も「このくらいの身長になりやすい」だけであって、身長のすべて を遺伝子が決定するわけではないのです。

第二次世界大戦の終わった1945年の20歳の平均身長を見ると、

男性:165センチ
女性:153,2センチ

ちょっと古いデータですが1995年の平均は

男性:171,1センチ
女性:158,4センチ

50年で男女とも5センチ以上の伸びを示しています。

また、別のデータから男子17歳の平均を見ると、

1948年158.2センチ→1993年170.7センチ

45年間で12,5センチと、驚異的に伸びています。 この50年くらいの間で、日本人の遺伝子が変わったわけではありません。生活の環境や習慣が変わったのです。

諸外国においても、

オランダ 1865年男子165.0(19歳)→1975年180.1(18歳)
スウェーデン 1840年165.0(21歳)→1974年178.4(17歳)

と、顕著な伸びを示していたり、逆に、18世紀後半のヨーロッパや19世 紀前半アメリカで、急速な人口増や都市化に伴う平均身長の低下が見ら れたように、生活環境が身長に与える影響は少なくないと言えます。

ですから、親からもらった遺伝子が「170センチくらいになりやすい」 遺伝子だったとしても、生活の環境や習慣によっては、165センチに なったり、175センチになったりする可能性はあるはずです。 一卵性双生児の身長がほぼ同じと言うのは、遺伝子が同じという要因のほかに、生活環境も同じと言うことが挙げられます。

■身長が伸びる仕組み
ギネス・ブックによると、過去もっとも身長の高かった人は、1918 年生まれの米国人男性で、272cmだったそうです。日本人の平均身長 と約1メートルも違いますね。ものすごい身長ですが、ここまで来ると、 おそらく成長ホルモンの異常分泌による病気でしょう。

身長の伸びは、脳の脳下垂体から出ている成長ホルモンと深い係わり合いがあります。成長ホルモンが肝臓に働きかけ、また別のホルモンを作 り、骨を作ります。その結果、骨の長さが伸びて身長が伸びるのです。 いつまでも伸びるかと言うとそうではなく、性差や個人差はありますが、 一般的に高校2年生前後でほぼ止まります。

■身長を伸ばすには
身長を伸ばすには、単純に考えれば、成長ホルモンの分泌を多くすればよいわけです。 成長ホルモン分泌不全などの原因による低身長症という病気には、成長 ホルモンを与える治療をしますが、成長ホルモンの分泌が正常だが背が低いとか、平均身長くらいはあるが、さらに伸ばしたい場合は、成長ホ ルモンの分泌を多くすることを考えなければなりません。

成長ホルモンは就寝後2〜3時間後や、運動後、食事の数時間後などに 分泌されるので、よく運動し、よく食べて、よく寝ればよい訳です。 ただ、成長ホルモンが分泌されていても、血液中に栄養素がなければ、 骨を作る素材がないということになり、ガス欠のような状態になってしまいます。

血液中に栄養素が取り込まれるのは、食事の約3時間後ですので、その時に成長ホルモンが分泌されればちょうどよいのです。 タイムスケジュール的に言うと、夕食を取り、運動をして、寝れば、成長ホルモンの分泌のタイミングがほぼ同時となり、血液中にも十分な栄養素が入っていることになります。

「牛乳を飲めばいい」「小魚を食べる」など、身長を伸ばすためにいろ いろ言われています。確かに蛋白質やカルシウムなどは、骨を作るのに 重要な栄養素ですが、大量に摂取すればそれだけ伸びるわけではありま せんし、その他の栄養素も必要です。やはりバランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動が重要です。

■おわりに
身長と遺伝子には深い関係があります。古井さん(1953年)という人は体格を形成する要因を552家族について調査し、体格を形成する要因のうち、遺伝による率が33%、環境による率は67%としました。体格には身長以外の「体重」「胸囲」等も含まれていますが、この環境による率の部分で、い かに身長を伸ばせるかは本人の意思と生活環境次第だと思います。

ここまで長々とお話してきましたが、体の出来上がった大人になってか らではどうしようもない話でした。 高校生以下の皆さん、好き嫌いせずなんでも食べましょう。


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