現在は、以前のような強さはありませんが、カーチ・キライが、まだインドアでプレーしていたころのアメリカは、黄金時代と言えるものでした。
アメリカは1984年のロスアンゼルス・オリンピックに向け、1978年頃からバレーボールチームの強化に着手しました。
アメリカは、バレー発祥の国というプライドを捨て、当時の強豪国、日本やソ連の強化プログラムを手本としたのです。
日本のプログラムを分析したところ、そのほとんどがテクニックの練習だ ということが判明しました、それに対し、ソ連や中国などのプログラムは、当時の最新理論を駆使したコンディショニングプログラムで、しかも
かなりハードな練習をしていることが分かりました。
そこでアメリカは、日本から技術練習プログラムを得、ソ連や中国からは 最新のコンディショニングプログラムを参考にしました。 しかし、これだけではオリンピックで優勝できるとはいえないと判断した
アメリカチームは、動作分析装置とエリエールマシン(ギディオン・エリ
エール博士が開発したコンピュータ制御のトレーニング測定マシン)を導 入しました。
バイオメカニクス(身体運動力学)とコンピュータを結び付け、ソ連や中国のコンディショニングプログラム、日本の技術習得練習を取り入れたアメリカは、ロスアンゼルス・オリンピックで男子は金メダル、女子は銀メ
ダルをとりました。
1978年から84年までの短期間で、ナショナルチームの強化に成功したアメリカですが、日本も見習うべき点があります。ひとつはプライドを
捨てること、次に他国を参考にすること、最後に科学を積極的に利用する ことです。 なかでも、ひとつめのプライドを捨てることは、今の日本にもっとも必要なものではないでしょうか。
わが国のバレーボールを取り巻く環境


Vリーグ・実業団



相次ぐ休部・廃部(その1)



相次ぐ休部・廃部(その2)



相次ぐ休部・廃部(その3)



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